女になった海賊と大人にならない子どもたち : ロビンソン変形譚のゆくえ

書誌事項

女になった海賊と大人にならない子どもたち : ロビンソン変形譚のゆくえ

水間千恵著

玉川大学出版部, 2009.2

タイトル読み

オンナ ニ ナッタ カイゾク ト オトナ ニ ナラナイ コドモ タチ : ロビンソン ヘンケイタン ノ ユクエ

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注記

博士論文 (名古屋大学, 2006年) をもとにしたもの

引用・参考文献: p353-370

内容説明・目次

内容説明

19世紀半ばから20世紀初頭、イギリス児童文学黄金時代のロビンソン変形譚に焦点をあて、その主体の変遷を「性」をめぐる概念を中心に読み解く。ロビンソネイド研究の新機軸。

目次

  • 序章 イギリス児童文学とロビンソン変形譚
  • 第1章 帝国を建設する少年たち—バランタインの『さんご島』
  • 第2章 華麗なる海賊ヒーロー—スティーヴンソンの『宝島』
  • 第3章 女っぽい海賊とみじめな父親—バリの『ピーター・パン』
  • 第4章 女海賊の異議申し立て—アーサー・ランサムの『ツバメ号とアマゾン号』
  • 終章 子ども部屋のロビンソン変形譚と性

「BOOKデータベース」 より

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