書誌事項

グローバリゼーションと人間の安全保障

アマルティア・セン著 ; 山脇直司解題 ; 加藤幹雄訳

日本経団連出版, 2009.2

タイトル別名

Globalization and human securities

East and west : the reach of reason

Questioning the question : do civilizations clash?

タイトル読み

グローバリゼーション ト ニンゲン ノ アンゼン ホショウ

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注記

第13回石坂記念講演「グローバリゼーションと人間の安全保障」 ("Globalization and human securities") を柱とし、これに日本における講演「文明は衝突するのか--問いを問い直す」 ("Questioning the question : do civilizations clash?") と『ニューヨーク・レビュー・オブ・ブックス』誌に発表された論文「東洋と西洋--論理のたどり着くところ」 ("East and west : the reach of reason") を加え、さらに全体についての解題を付して1冊にまとめたもの

内容説明・目次

内容説明

グローバリゼーションは決して新しい現象でもなければ西洋的価値の普遍化でもないことを明らかにし、グローバリゼーションがもたらす果実と潜在機会のより公正で平等な分配による、弱者の生存と尊厳を守る「人間の安全保障」(ヒューマン・セキュリティー)概念を分かりやすく説く。グローバリゼーションによって地上の人々の格差が拡大するのを防ぎ、あらゆる人々の基本的自由と地球公共財の拡大が期待できる社会システムと国際秩序の構築が急務であることを、世界の知性と良心が冷静に訴える。

目次

  • 第1章 グローバリゼーション—過去と現在
  • 第2章 不平等の地球規模拡大と人間の安全保障
  • 第3章 文明は衝突するのか—問いを問い直す
  • 第4章 東洋と西洋—論理のたどり着くところ
  • 解題 センの経済思想と文明思想(山脇直司)

「BOOKデータベース」 より

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