山県有朋 : 愚直な権力者の生涯
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山県有朋 : 愚直な権力者の生涯
(文春新書, 684)
文藝春秋, 2009.2
- タイトル別名
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山県有朋 : 愚直な権力者の生涯
- タイトル読み
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ヤマガタ アリトモ : グチョク ナ ケンリョクシャ ノ ショウガイ
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注記
主要参考文献: p477-485
内容説明・目次
内容説明
陸軍と官僚を支配下において山県閥をつくり、デモクラシーに反対し、みんなに憎まれて世を去った元老・山県有朋は、日本の近代史にとって本当に害悪だったのか?不人気なのに権力を保ち続けた、その秘訣とは?首相、元帥、元老にして「一介の武弁」。
目次
- 吉田松陰の「忠実」な弟子—はじめに
- 松陰門下の青春—尊王攘夷と奇兵隊
- 西郷隆盛への憧れ—討幕への戦い
- 「狂介」から「有朋」へ—欧米巡遊・廃藩置県
- 山県参議兼陸軍卿の誕生—征韓論政変・台湾出兵
- にがい勝利—西南戦争
- 陸軍の充実—朝鮮をめぐる日清対立
- 陸軍の長老から政治家へ—日本陸軍の大枠形成
- 最初の組閣—帝国議会開設・伊藤博文との対立
- やせがまんの限界—日清戦争
- 元老としての組閣—日露協商と山県系官僚閥の形成
- 参謀総長として陛下に仕える—日露戦争
- きどわい勝利の後の現実—桂太郎と原敬の挑戦
- 元老筆頭の権力—第一次世界大戦と大正デモクラシー
- 晩年の落とし穴—宮中某重大事件
- 山県有朋と日本—おわりに
「BOOKデータベース」 より