アインシュタインの反乱と量子コンピュータ

書誌事項

アインシュタインの反乱と量子コンピュータ

佐藤文隆著

(学術選書, 041)

京都大学学術出版会, 2009.2

タイトル読み

アインシュタイン ノ ハンラン ト リョウシ コンピュータ

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注記

引用・参考文献 : p273-283

内容説明・目次

内容説明

「同じモノやコトが、同時に複数の姿をとる」などあり得るのか?—アインシュタインが提起したパラドックス“EPR”。量子力学の創業者たちを当惑させた「理論」が、21世紀の先端技術を目指す量子情報研究で「何の疑いもせずに」使われている。真理と制度をめぐり“科学とは何か”で揺れる現代科学の転換期を、「物理学の世紀」で消されたマッハにまで遡り、“物理帝国の埋蔵金”を理論物理学の泰斗がスリリングに描く。

目次

  • 第1章 「起こる」と「知る」の差EPR—パラドックス
  • 第2章 アインシュタインと量子力学—創業者の反逆?
  • 第3章 量子力学解釈問題小史—「世界」と「歴史」の作り方
  • 第4章 力学理論の構造—「起こる」か?「ある」か?
  • 第5章 量子力学理論の切り分け—hのない量子力学
  • 第6章 量子力学とマッハの残照
  • 第7章 「非決定論」のウイーン
  • 第8章 湯川秀樹にとっての量子力学
  • 第9章 確率と不安—ランダムか情報不足か
  • 第10章 「科学」という制度をマッハから問う

「BOOKデータベース」 より

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