文化冷戦の時代 : アメリカとアジア
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書誌事項
文化冷戦の時代 : アメリカとアジア
国際書院, 2009.2
- タイトル別名
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De-centering the cultural cold war : The U. S. and Asia
- タイトル読み
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ブンカ レイセン ノ ジダイ : アメリカ ト アジア
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注記
その他のタイトルは標題紙裏から
文化冷戦研究のためのレファレンスガイド: p[255]-270
英文目次あり(p8-10)
収録内容
- 文化冷戦期における米国の広報宣伝活動とアジアへの影響 : 総論 / 貴志俊彦, 土屋由香 [執筆]
- 米国広報文化交流庁(USIA)による広報宣伝の「民営化」 / 土屋由香 [執筆]
- 米国政府組織とハリウッド映画産業界との相互依存関係 / 谷川建司 [執筆]
- 日系アメリカ人のシティズンシップと映画『新しい隣人』 / メアリ・ティン・イー・ルー [執筆] ; 市川紘子訳
- 米国広報文化交流局(USIS)と台湾「自由」映画陣営の形成 / 三澤真美恵 [執筆]
- 戦後台湾におけるロックフェラー財団の援助事業 / 呉翎君 [執筆]
- 台湾の放送事業への「米援」と国民政府の対外宣伝 / 林鴻亦 [執筆]
- 米軍政下の朝鮮映画 : 「光復映画」から「反共映画」へ / 金麗實 [執筆]
- 朝鮮戦争期における国連軍の捕虜教育プログラム / 小林聡明 [執筆]
- 中央情報局(CIA)の介入に揺れるフィリピンのコミュニティ開発 / 栗田英幸 [執筆]
- ラオスにおける米国の冷戦政策とモン族 / チア・ユーイー・ヴァン [執筆] ; 中村雅子訳
内容説明・目次
内容説明
新たなアメリカとアジアの関係を形成するうえで、20世紀半ばの文化冷戦の歴史的考察は避けて通れない。世界規模で進められた米国の広報宣伝活動のうち、本書では日本、韓国、台湾、フィリピン、ラオスでのその実態を考究する。
目次
- 総論 文化冷戦期における米国の広報宣伝活動とアジアへの影響
- 第1部 米国政府による広報宣伝活動と民間の協力(米国広報文化交流庁(USIA)による広報宣伝の「民営化」;米国政府組織とハリウッド映画産業界との相互依存関係;日系アメリカ人のシティズンシップと映画『新しい隣人』;米国広報文化交流局(USIS)と台湾「自由」映画陣営の形成;戦後台湾におけるロックフェラー財団の援助事業)
- 第2部 アジアにおける「アメリカ」の受容と再解釈(台湾の放送産業への「米援」と国民政府の対外宣伝;米軍政下の朝鮮映画—「光復映画」から「反共映画」へ;朝鮮戦争期における国連軍の捕虜教育プログラム;中央情報局(CIA)の介入に揺れるフィリピンのコミュニティ開発;ラオスにおける米国の冷戦政策とモン族)
- 第3部 文化冷戦研究のためのレファレンスガイド
「BOOKデータベース」 より