奈良の仏像
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奈良の仏像
(アスキー新書, 095)
アスキー・メディアワークス , 角川グループパブリッシング (発売), 2009.2
- タイトル読み
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ナラ ノ ブツゾウ
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内容説明・目次
内容説明
飛鳥大仏が、岩の上に坐しているのはなぜか?法隆寺釈迦三尊像に込められた呪力とは?東大寺南大門仁王像を造った運慶と快慶の役割分担は—?日本でもっとも優れた仏像が造られたのは、奈良。それも飛鳥から鎌倉期までに限る。20テーマをとりあげてその「謎」に肉薄し、鑑賞のポイントとなる視点を余すところなく解説。
目次
- 日本最初の仏像とは—飛鳥寺釈迦如来坐像(飛鳥大仏)
- 金銅仏の輝き—法隆寺金堂釈迦三尊像
- 本格的木彫仏現る—法隆寺夢殿救世観音立像
- 半跏思惟というスタイル—中宮寺菩薩半跏像
- 塑造と乾漆の導入—当麻寺金堂弥勒仏坐像および四天王立像
- 荘厳なる白鳳仏—薬師寺金堂薬師三尊像
- 天平彫刻の典型—東大寺法華堂諸仏
- 国家規模の大鋳造—東大寺大仏殿盧舎那仏坐像
- 憂いに満ちた少年の表情—興福寺阿修羅立像
- 巨大化する乾漆像—唐招提寺金堂諸仏
- 一木造の東上と展開—唐招提寺木彫仏群
- 薬師の呪力を表す木彫像—新薬師寺薬師如来坐像
- 美しい平安仏の里—室生寺金堂諸仏
- 神宮寺に祀られた仏像—聖林寺十一面観音立像
- 伝承のお地蔵さま—矢田寺地蔵菩薩立像
- 最古の玉眼仏像—長岳寺阿弥陀三尊像
- 若き運慶の名作—円成寺大日如来坐像
- 美麗で生々しい快慶の傑作—東大寺僧形八幡神坐像
- 慶派仏師の圧倒的なリアリズム—東大寺南大門仁王像
- 運慶様式の集大成—興福寺北円堂諸仏
「BOOKデータベース」 より