宗教に抗する聖者 : ヒンドゥー教とイスラームをめぐる「宗教」概念の再構築

書誌事項

宗教に抗する聖者 : ヒンドゥー教とイスラームをめぐる「宗教」概念の再構築

外川昌彦著

世界思想社, 2009.2

タイトル別名

宗教に抗する聖者 : ヒンドゥー教とイスラームをめぐる宗教概念の再構築

タイトル読み

シュウキョウ ニ コウスル セイジャ : ヒンドゥーキョウ ト イスラーム オ メグル 「シュウキョウ」 ガイネン ノ サイコウチク

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注記

平成20年度・日本学術振興会・科学研究費・研究成果公開促進費(課題番号:205082)の交付を受けて、出版されている

参考文献: p255-285

内容説明・目次

内容説明

「宗教」理解の新たな地平へ。インドとバングラデシュを超えて人びとに支持される聖者ラロンのあり方を通して、私たちが自明なものと考える、近代の「宗教」概念を問いなおす。宗教的なもののえたいの知れなさを読み解き、様々な対立や混乱を回避するための対話の可能性を探る、渾身のエスノグラフィー。

目次

  • 序章 問い直される「宗教」概念
  • 第1章 ラロンはヒンドゥーかムスリムか?
  • 第2章 ラロンの歌とその宗教世界
  • 第3章 イスラーム神秘思想としてのラロン
  • 第4章 聖者廟をめぐるバウルたちの闘い
  • 第5章 バウルたちの終わりなき闘い
  • 第6章 世界遺産としてのバウル
  • 第7章 「宗教」概念の再構築

「BOOKデータベース」 より

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