源氏物語女性論 : 交錯する女たちの生き方

書誌事項

源氏物語女性論 : 交錯する女たちの生き方

平林優子著

笠間書院, 2009.1

タイトル別名

源氏物語女性論 : 交錯する女たちの生き方

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ ジョセイロン : コウサク スル オンナタチ ノ イキカタ

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注記

索引: 巻末p[1]-7

内容説明・目次

内容説明

源氏物語の主題のひとつ“女の生き方”は、登場人物たちそれぞれの生き方が絡み合ってかたちづくられていく。物語を俯瞰するのではなく、登場人物たちの気持ちに寄り添いその個性を内側から深く読み解くことによって、源氏物語の世界をより豊かに広げようとする試み。

目次

  • 序論 作中人物論と「女の生き方」の主題について
  • 第1章 紫の上の苦悩—「妻」として「母」として
  • 第2章 紫の上晩年の描かれ方について
  • 第3章 雲居雁の変貌
  • 第4章 皇女落葉の宮論—その理想的なイメージの形成と崩壊
  • 第5章 竹河巻における玉鬘と冷泉院
  • 第6章 続篇の「二人の主人公」
  • 第7章 大君の「結婚拒否」と「死」について
  • 第8章 宇治 中の君の生—八の宮の娘として
  • 第9章 浮舟の入水について
  • 第10章 浮き舟の回想—生と死のはざまで

「BOOKデータベース」 より

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