現代アフリカの紛争と国家 : ポストコロニアル家産制国家とルワンダ・ジェノサイド

書誌事項

現代アフリカの紛争と国家 : ポストコロニアル家産制国家とルワンダ・ジェノサイド

武内進一著

明石書店, 2009.2

タイトル別名

The post-colonial patrimonial state and conflict in Africa : understanding the genocide in Rwanda

現代アフリカの紛争と国家 : ポストコロニアル家産制国家とルワンダジェノサイド

タイトル読み

ゲンダイ アフリカ ノ フンソウ ト コッカ : ポスト コロニアル カサンセイ コッカ ト ルワンダ・ジェノサイド

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注記

博士論文「アフリカにおけるポストコロニアル家産制国家の解体と1990年代の紛争 : ルワンダ内戦の構造的原因をめぐって」 (東京大学, 2007年) に、必要に応じて加筆し、修正を加えたもの

引用文献: p427-453

内容説明・目次

内容説明

アフリカの紛争は、今日の国際社会にとって喫緊の課題である。本書では、アフリカの紛争の根本的な原因を、独立後に現れた「ポストコロニアル家産制国家」の特質から捉える理論的枠組みを提示する。この枠組みと、植民地化以降の長期的な社会変容の分析を組み合わせ、人類が経験した直近のジェノサイドであるルワンダの悲劇に至る過程を解明する。

目次

  • 第1部 1990年代アフリカの紛争をどう捉えるか(1990年代アフリカの紛争;ポストコロニアル家産制国家(PCPS)の解体としての紛争)
  • 第2部 植民地統治の衝撃(植民地化以前のエスニシティと統治;植民地化とルワンダ国家;植民地期の社会変容;「社会革命」)
  • 第3部 ポストコロニアル家産制国家(PCPS)の成立と解体(カイバンダ政権期の国家と社会;ハビャリマナ政権の成立と統治構造;混乱の時代;ルワンダ・ジェノサイドに関する先行研究;ジェノサイドの展開)
  • アフリカの紛争と国家

「BOOKデータベース」 より

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