「失われた10年」の真実 : 実体経済と金融システムの相克

書誌事項

「失われた10年」の真実 : 実体経済と金融システムの相克

小川一夫著

東洋経済新報社, 2009.3

タイトル別名

「失われた10年」の真実 : 実体経済と金融システムの相克

失われた10年の真実 : 実体経済と金融システムの相克

タイトル読み

「ウシナワレタ 10ネン」 ノ シンジツ : ジッタイ ケイザイ ト キンユウ システム ノ ソウコク

大学図書館所蔵 件 / 161

この図書・雑誌をさがす

注記

参考文献: p385-387

内容説明・目次

内容説明

確立された金融システムが実体経済と乖離したとき、経済危機が生じる。「失われた10年」生成のメカニズムの本質を解き明かし、現代への教訓を導く。

目次

  • 一九九〇年代の日本経済—問題の所在と本書のアプローチ
  • 第1部 高度成長の時代—規制下における政策誘導型金融システムの誕生(高度成長期における資金の源泉—家計の貯蓄行動とその特徴;高度成長期における金融システム—資金配分メカニズムへの政府の関与;高度成長期における銀行行動—メインバンクと系列融資;高度成長期における企業行動—資金制約と設備投資)
  • 第2部 金融システムの転機とバブルの発生—自由化・国際化による新たなる挑戦(金融システムの転機—金融の自由化・国際化とバブル;バブル期における銀行行動—バブルと貸出行動の変化;バブル期における企業行動—地価と設備投資;バブル期における家計行動—家計簿と銀行信用;日本経済へのバブルの影響—モデル分析による考察)
  • 第3部 実体経済と金融システムの乖離—「失われた10年」はなぜ生じたのか(不良債権の発生と長期化のメカニズム;不良債権と銀行行動—資金配分の変化とその特徴;過剰債務と企業行動—企業活動の変化とその特徴;過剰債務と家計行動—消費・貯蓄行動の変化とその特徴;日本経済の長期低迷を探る—モデル分析による考察;九〇年代後半以降の金融政策の評価)
  • 回復への途と今後の課題

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

ページトップへ