住宅政策のどこが問題か : 「持家社会」の次を展望する
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書誌事項
住宅政策のどこが問題か : 「持家社会」の次を展望する
(光文社新書, 396)
光文社, 2009.3
- タイトル別名
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住宅政策のどこが問題か : 持家社会の次を展望する
住宅政策のどこが問題か : 「持家社会」の次を展望する
- タイトル読み
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ジュウタク セイサク ノ ドコ ガ モンダイ カ : モチイエ シャカイ ノ ツギ オ テンボウ スル
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注記
引用文献: p297-310
内容説明・目次
内容説明
借家から持家へ、小さな家から大きな家へ、マンションから一戸建てへ…。戦後日本では、住まいの「梯子」を登ることが標準のライフコースとされ、政府・企業はこのような「普通の家族」を支援し、そこから外れた層には冷淡な保守主義の姿勢をとってきた。ところが、時代が変わり(経済停滞、少子・高齢化、未婚と離婚の増大…)、さまざまな人生のかたちが現れ、「持家社会」は動揺し始めた。さらに、90年代末から住宅システムが市場化され、住宅資産のリスクは増大した。ローン破綻があいつぐ事態が、これから日本で起こらないとも限らない。本書は、グローバルな潮流をふまえたうえで、住宅システムの変遷を検証する。そして、日本社会が新自由主義から何処へ向かうべきかを考察する。
目次
- 1章 住宅所有と社会変化
- 2章 持家社会のグローバル化
- 3章 住まいの「梯子」(ベビーブーマーとベビーバスター;若年層の住宅条件;女性と住宅所有;不動産資産の形成)
- 4章 住宅セーフティネット
「BOOKデータベース」 より