芸術は何を超えていくのか?

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芸術は何を超えていくのか?

沼野充義編

(未来を拓く人文・社会科学, 15)

東信堂, 2009.3

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芸術は何を超えていくのか?

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ゲイジュツ ワ ナニ オ コエテ イクノカ ?

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Note

読書案内: 各論末

Description and Table of Contents

Description

自己、伝統そして越境、一と多を巡る葛藤と交響。自らの「境界」探索による自己確認の行為は、同時に「越境」による自己変容の誘いだ。現代芸術における「独自」と「多様」の激烈な相互作用。日本学術振興会人社プロジェクトの成果。

Table of Contents

  • はじめに 境界とアイデンティティ、あるいは「一」と「多」の倫理に向けて
  • 1 伝統を求めて(伝統はどのように伝えられるのか?;伝統は誰のものか?;伝統芸能は記録できるのか?;音楽・芸能への「思い」は記録できるか?—『大阪のエイサー』の制作と上映をめぐって;伝統意識はどのように伝統と創造)
  • 2 私とは何か?(人はなぜ自伝を書くのか、読むのか?;人はなぜ、ときに「他者」を「自己」のあらわれとみなすのか?;人はなぜ自画像を描くのか?;人はどのように自画像を描くのか?;陶酔する室内空間と電脳空間)
  • 3 境界を超えて(「祖国」って持ち運べますか?;都市の境界線—プラハのモニュメントをめぐって;翻訳という越境;「方言」は「言語」になれないのか?;文学は世界の闇をどのようにとらえるのか?;《シンポジウム》未来への郷愁—超え行くもの/とどまるもの)

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Details

  • NCID
    BA89593595
  • ISBN
    • 9784887138926
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    xi, 200p
  • Size
    19cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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