カール・シュミット再考 : 第三帝国に向き合った知識人
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書誌事項
カール・シュミット再考 : 第三帝国に向き合った知識人
(Minerva人文・社会科学叢書, 147)
ミネルヴァ書房, 2009.4
- タイトル別名
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カールシュミット再考 : 第三帝国に向き合った知識人
- タイトル読み
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カール・シュミット サイコウ : ダイサン テイコク ニ ムキアッタ チシキジン
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内容説明・目次
内容説明
カール・シュミットはなぜナチズムに関わったのか。ナチズムのもとでどのような行動をしていたのか。シュミットを現在考えることにいかなる意味があるのか。本書では、ワイマル末期から第三帝国期を経て、第二次世界大戦にいたるまでの、シュミットの政治思想の展開を、とりわけナチズムとの関係を中心として考察する。すなわち、大統領内閣の「桂冠法学者」からヒトラー内閣の「桂冠法学者」への転向、反ユダヤ主義との関係、第三帝国期における政治的位置、戦後における評価などの論点について、これまでの研究への問題提起を行う。
目次
- 第1章 ワイマル末期における政治構想
- 第2章 近代批判と「ポスト・モダン」
- 第3章 シュミット像の変化—左翼知識人から見たシュミット
- 第4章 「二重国家」の中で
- 第5章 ナチズムへの水脈
- 第6章 第三帝国期における政治的位置づけ
- 第7章 シュミットとラディカル・デモクラシー論
- 終章 カール・シュミット思想の現代的意義
- 付録
「BOOKデータベース」 より