現代哲学の真理論 : ポスト形而上学時代の真理問題
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現代哲学の真理論 : ポスト形而上学時代の真理問題
世界思想社, 2009.3
- タイトル読み
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ゲンダイ テツガク ノ シンリロン : ポスト ケイジジョウガク ジダイ ノ シンリ モンダイ
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注記
監修: 吉田謙二
参考文献: 各節末
内容説明・目次
内容説明
真理は発見されるものから、作られるもの、生きられるものとなり、真理論の歴史は、真理を問うことの意味そのものを問うことへと展開してきた。独自の視点から真理論の歴史と最新の様相を解明する。
目次
- 第1章 真理論の近代的転回(経験論の衝撃—ロックとヒュームの真理論;近代的真理論の確立—カントによる真理観のコペルニクス的転回;「自覚」の展開としての真理—ヘーゲル全体論的真理観)
- 第2章 哲学の脱超越論化と真理論の規範的転回(現象学の真理論—フッサールによる超越論的基礎づけの試み;神の死と新しい真理像の模索—ニーチェの真理観;形而上学は克服されたか—ヤスパースとハイデガーのニーチェ解釈)
- 第3章 真理論のプラグマティズム的転回(パースにおける真理と探究;便宜としての真理—ジェイムズの真理論;デューイにおける「保証付きの言明可能性」と真理)
- 第4章 認識論の終焉と真理のデフレ化(タルスキと真理の意味論的理論の射程;情報意味論における真理概念;真理から連帯へ—ローティの反真理論)
- 第5章 客観主義的な知識・真理の理論を超えて(ポラニーの「暗黙知」における「知」のダイナミズム;「科学」の語りとその真理性—医療コミュニケーションをモデルに;道徳的実在論に対する社会的構築主義による反動)
「BOOKデータベース」 より