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日本の中央アジア外交 : 試される地域戦略

宇山智彦, クリストファー・レン, 廣瀬徹也編著

(スラブ・ユーラシア叢書, 6)

北海道大学出版会, 2009.3

Title Transcription

ニホン ノ チュウオウ アジア ガイコウ : タメサレル チイキ センリャク

Available at  / 132 libraries

Note

日本・中央アジア関係年表: p189-191

索引: p193-195

内容: 序(編者一同), 第1部: 中央アジア外交の理念(第1章「対中央アジア外交の概観」-第4章「ユーラシアへの「価値の外交」は定着するか」), 第2部: 歴史・理論・地政学(第5章「対中央アジア外交の歴史的文脈と展望」-第7章「上海協力機構」), 第3部: 経済協力と支援(第8章「クルグズスタンは中央アジアにおける日本の最重要パートナーか?」-第10章「:中央アジア地域の経済協力と紛争管理」), 結語

国際ワークショップ「日本のシルクロード外交」(中央アジア・コーカサス研究所シルクロード研究プログラム(CACI&SRSP)・北海道大学スラブ研究センター・人間文化研究機構プログラムイスラーム地域研究東京大学拠点共催,2007年9月22日於東京大学山上会館)を基にしたもの

Contents of Works

  • 対中央アジア外交の概観 : 実務レベルでの政策立案者の視点から / 廣瀬徹也 [執筆]
  • 対中央アジア政策の推移 : シルクロード外交から「中央アジア+日本」へ / 河東哲夫 [執筆]
  • 日本の中央アジアに対する関与をどう理解するか : 開発戦略の再評価 / クリストファー・レン [執筆] ; 須田将訳
  • ユーラシアへの「価値の外交」は定着するか : 「自由と繁栄の弧」構想とその後 / 湯浅剛 [執筆]
  • 対中央アジア外交の歴史的文脈と展望 : アジア主義と日米関係のはざまで / 宇山智彦 [執筆]
  • 対中央アジア協力の現状と課題 : 機能主義の観点から / ティムール・ダダバエフ [執筆]
  • 上海協力機構 : 「反米」ゲームの誘惑に抗して / 岩下明裕 [執筆]
  • クルグズスタンは中央アジアにおける日本の最重要パートナーか? / エリカ・マラト [執筆] ; 秋山徹訳
  • 現代グローバル化の下での日本のエネルギー戦略 : 西アジア・中央アジアの場合 / 嶋尾孔仁子 [執筆]
  • 中央アジア地域の経済協力と紛争管理 : 北東アジア諸国の役割 / ニクラス・スワンストローム [執筆] ; 立花優訳
  • 結語 / 宇山智彦 [執筆]

Description and Table of Contents

Description

豊富な資源と地政学的重要性で注目される中央アジアは、過去のしがらみにとらわれず日本の独自外交戦略が発揮できる場である。その理念・歴史・現状を、国内外の研究者や元外交官など多彩な執筆陣が様々な角度から論じる。

Table of Contents

  • 第1部 中央アジア外交の理念(対中央アジア外交の概観—実務レベルでの政策立案者の視点から;対中央アジア政策の推移—シルクロード外交から「中央アジア+日本」へ;日本の中央アジアに対する関与をどう理解するか—開発戦略の再評価 ほか)
  • 第2部 歴史・理論・地政学(対中央アジア外交の歴史的文脈と展望—アジア主義と日米関係のはざまで;対中央アジア協力の現状と課題—機能主義の観点から;上海協力機構—「反米」ゲームの誘惑に抗して)
  • 第3部 経済協力と支援(クルグズスタンは中央アジアにおける日本の最重要パートナーか?;現在グローバル化の下での日本のエネルギー戦略—西アジア・中央アジアの場合;中央アジア地域の経済協力と紛争管理—北東アジア諸国の役割)

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