カントはこう考えた : 人はなぜ「なぜ」と問うのか

書誌事項

カントはこう考えた : 人はなぜ「なぜ」と問うのか

石川文康著

(ちくま学芸文庫, [イ39-1])

筑摩書房, 2009.5

タイトル別名

カントはこう考えた : 人はなぜなぜと問うのか

タイトル読み

カント ワ コウ カンガエタ : ヒト ワ ナゼ ナゼ ト トウ ノカ

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注記

1998年8月筑摩書房刊行の単行本に加筆・修正し、文庫化。

内容説明・目次

内容説明

本書を読めば、哲学を勉強したことのないあなたでも『純粋理性批判』がわかる!本書では理性の宿命的パラドックスであるアンチノミー(二律背反)問題を中心に据え、カントが徹底的に追求した問いを、じっくりと解きほぐしていく。カントはこう考えた…西洋の近代合理主義で謳歌されてきた「理性」は、アンチノミーという身から出たサビを暴く理性批判によって、新たに復活しなければならない、と。この理性の起死回生のドラマをめぐる思考のメカニズムとダイナミズムを、さまざまなたとえを駆使してスリリングに読み解く。カント思想の核心がはじめてわかる、不朽の入門書。

目次

  • 第1章 理性とはどんな能力だろうか
  • 第2章 理性が破綻する
  • 第3章 理性の世紀の哲学ドラマ—理性の謳歌
  • 第4章 理性の試練
  • 第5章 理性の起死回生
  • 第6章 「なぜ・なぜならば」の極限としての自由—起死回生(その二)

「BOOKデータベース」 より

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