世界文学のなかの『舞姫』

書誌事項

世界文学のなかの『舞姫』

西成彦著

(理想の教室)

みすず書房, 2009.5

タイトル別名

世界文学のなかの舞姫

タイトル読み

セカイ ブンガク ノ ナカ ノ マイヒメ

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注記

読書案内: p137-142

内容説明・目次

内容説明

明治のエリート豊太郎、故国喪失者となってエリスと暮らす?実在の南米移民の経験や「ディアスポラ」の世界文学がひもとかれるなか、主人公=作者・森鴎外のイメージは存分にゆすぶられ、未来はよりいっそう宙吊りに。ありうべき選択肢とともに読者に託される問いの数々。「あなたなら、どのような道を選んだと思いますか」。

目次

  • テクスト—森鴎外『舞姫』
  • 第1回 南米の太田豊太郎(性欲につまずく;性教育の教材として;明治の浦嶋 ほか)
  • 第2回 エリスの面影とともに生きる(豊太郎の恋、林太郎の恋;鴎外の晩年;エリーゼ・ヴィーゲルト(Elise Wiegert) ほか)
  • 第3回 『舞姫』から一二〇年(『舞姫』の基本構造;「舞姫論争」;『罪と罰』と都市描写 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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