女神の末裔 : 日本古典文学から辿る「さすらい」の生
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女神の末裔 : 日本古典文学から辿る「さすらい」の生
笠間書院, 2009.5
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女神の末裔 : 日本古典文学から辿るさすらいの生
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メガミ ノ マツエイ : ニホン コテン ブンガク カラ タドル サスライ ノ セイ
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Prefectural University of Hiroshima Library and Academic Information Center
910.23||Ko12110024484
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Note
「とはずがたり」年表: p332-334
「竹むきが記」年表: p335-337
Description and Table of Contents
Description
『更級日記』菅原孝漂女、『とはずがたり』後深草院二条、『竹むきが記』日野名子。女の威力がまだまだ生きている社会でありながら、社会制度上は、女の存在価値が喪われていくという矛盾のなか、彼女たちの“書く”という根底にはひとつの覚悟があった—。その覚悟とは何であったのか。
Table of Contents
- 序 女神の時代
- 1 女神の末裔—『更級日記』菅原孝漂女(東から西へ;大嘗会御禊の日;皇統の女たち;初瀬詣で—女神との交感;「ひとり」の世界へ;鎮魂と女)
- 2 さすらいを生きる—『とはずがたり』後深草院二条(語る女;後深草院の世界;二条の諸国行脚;鎮魂する女;物語の終りに)
- 3 “あらぬ世”を生きる—『竹むきが記』日野名子(“あらぬ世”の始まり;“あらぬ世”に生きる時間;「ひとり」の世界;さすらう王、光厳院)
- 4 女神の消滅—説経『かるかや』(母殺し姉殺しの物語;母殺しの物語;姉殺しの物語)
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