金賢姫からの手紙
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金賢姫からの手紙
草思社, 2009.5
- タイトル読み
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キム ヒョンヒ カラ ノ テガミ
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内容説明・目次
内容説明
二〇〇三年秋、大韓機爆破テロの実行犯、金賢姫元工作員の周辺で不審な出来事があいついだ。小泉訪朝とほぼ軌を一にして展開した「金賢姫ニセモノ」キャンペーンが本格化したのだ。以来、身を隠している金賢姫氏は、二〇〇八年十月、ついに沈黙を破り、韓国の前国会議員に一通の手紙を書いた。それは、いまだに続く北朝鮮の情報操作を厳しく告発するものだった—。飯塚さん父子との面会へとつながった金賢姫氏の手紙、著名な韓国人ジャーナリスト趙甲済氏による単独インタビューを収録。面会までの日韓双方の動きを追い、「なぜ北朝鮮は生きている田口八重子さん、横田めぐみさんを“死亡”と言ったのか」という拉致問題最大の謎を、西岡力氏が解き明かす。被害者の奪還に道をひらく最重要レポート。
目次
- まえがき 金賢姫氏の証言で拉致問題の最大の謎が解けた
- 1 飯塚さん父子との面会(二〇〇九年三月十一日、釜山・国際会議場;韓国の人々は、面会をどう見たか)
- 2 北朝鮮の嘘、家族の愛
- 3 金賢姫からの手紙
- 4 沈黙、そして戦いの始まり(国情院へ宣戦布告するまでの金賢姫氏の心の軌跡;身を隠して、ひっそりと暮らす金賢姫氏と接触する;十五年ぶりに会った金賢姫氏への三時間のインタビュー)
「BOOKデータベース」 より