戦後日本の対外金融 : 360円レートの成立と終焉

書誌事項

戦後日本の対外金融 : 360円レートの成立と終焉

伊藤正直著

名古屋大学出版会, 2009.6

タイトル別名

戦後日本の対外金融

タイトル読み

センゴ ニホン ノ タイガイ キンユウ : 360エン レート ノ セイリツ ト シュウエン

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注記

「日本の対外金融と金融政策 : 1914〜1936」(名古屋大学出版会, 1989年刊) の続編

参考文献: p399-406

内容説明・目次

内容説明

360円レートの成立から戦後経済発展へ。ドッジ・ラインによる占領改革からニクソン・ショックによる固定相場制の崩壊まで、戦後復興・高度成長を可能にした対外金融構造を、日米の一次資料を駆使して実証的・立体的に解明、戦後日本経済の国際的連関をこれまでにない水準で示し、ブレトン・ウッズ体制の理解にも新たな光をなげかける。

目次

  • 第1章 360円レートの成立(対外取引の全面禁止;複数レートの時代;単一為替レートの設定;ドッジ改革後の占領政策と日米経済協力)
  • 第2章 360円レートの時代(外為・外貨規制と外貨管理;IMFコンサルテーションとOECD加盟;国際収支の黒字転換と資本自由化)
  • 第3章 360円レートの終焉(外貨準備の急増と円切上げ回避政策;ニクソン・ショックと国際調整の難航;スミソニアン合意;フロート制への本格的移行;第1次石油危機と管理フロートへの以降)
  • ブレトン・ウッズ体制とは何であったのか?

「BOOKデータベース」 より

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