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江戸の外交戦略

大石学著

(角川選書, 446)

角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2009.6

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エド ノ ガイコウ センリャク

Available at  / 158 libraries

Note

参考文献: 章末

Description and Table of Contents

Description

「鎖国」は、決して外国との関係を閉ざすものではなく、東アジアや西洋諸国と安定的な関係を築いた、静かで着実な「国際化」であった。本書では「鎖国」を日本における国民国家形成過程の「外交体制」と規定し、当時のグローバリゼーションに対応しつつ、国内の「平和」「文明化」「国際化」を進め、均質的な日本型社会を形成したと説く。「鎖国」のシステムがもたらした江戸の社会の実態を明らかにする。

Table of Contents

  • 1 鎖国前史—東アジア世界の変動と第一次グローバリゼーション
  • 2 豊臣秀吉のグローバリゼーション対応
  • 3 戦後処理と鎖国への道
  • 4 鎖国体制—「四つの口」と琉球・蝦夷
  • 5 通信使外交の展開
  • 6 通信使外交の歴史的位置
  • 7 近世日本の朝鮮人
  • 8 将軍吉宗と国際情報
  • 9 第二次グローバリゼーション—合理主義・客観主義の浸透
  • 10 洋学の浸透

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