軍政ビルマの権力構造 : ネー・ウィン体制下の国家と軍隊1962-1988

書誌事項

軍政ビルマの権力構造 : ネー・ウィン体制下の国家と軍隊1962-1988

中西嘉宏著

(地域研究叢書, 20)

京都大学学術出版会, 2009.6

タイトル別名

軍政ビルマの権力構造 : ネーウィン体制下の国家と軍隊1962-1988

タイトル読み

グンセイ ビルマ ノ ケンリョク コウゾウ : ネー ウィン タイセイカ ノ コッカ ト グンタイ 1962 1988

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注記

博士論文 (京都大学, 2007年) をもとにしたもの

参考文献: p297-315

内容説明・目次

内容説明

民主化に向かう世界の潮流に逆行するビルマの軍事政権。これまでその実態は闇に閉ざされてきた。なぜ軍事政権が生まれ、どのような発展を遂げ、そしてなぜ、かくも長く政権を持続しえるのか。兵営国家の視角から政軍関係を分析し、軍政ビルマの実像に迫る。

目次

  • 序章 ビルマにおける長期軍政とネー・ウィン体制
  • 第1章 帝国の辺境—近代ビルマにおける国民国家建設と暴力機構
  • 第2章 ビルマ式社会主義の履歴—国家イデオロギーの形成と軍内政治
  • 第3章 未完の党国家—ネー・ウィンとビルマ社会主義計画党
  • 第4章 官僚制を破壊せよ—行政機構改革と国軍将校の転出
  • 第5章 「勝者総取り」の政治風土—政治エリートのプロフィール分析
  • 第6章 兵営国家の政軍関係—ネー・ウィンによる国軍の掌握とその限界
  • 終章 結論—ネー・ウィン体制の崩壊と新しい軍事政権の誕生

「BOOKデータベース」 より

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