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日本の深層文化

森浩一著

(ちくま新書, 791)

筑摩書房, 2009.7

タイトル読み

ニホン ノ シンソウ ブンカ

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内容説明・目次

内容説明

日本の深層文化を探ること—それは、かつての日本人たちの豊穣な意味の世界を生きなおすことだ。「稲作文化」の常識に反して、かつて穀物の一方の雄であった粟の意義。田とは異なる豊かさを提供してくれた各地の「野」。食用だけでなく道具や衣類そして儀式の象徴となる鹿。さらには「大きな魚」としてのクジラ…。思い込みを排すれば、史料と遺跡はこんなにも新しい姿を見せてくれる。

目次

  • 第1章 粟と禾(なぜ粟畠ではなく粟田か;山城の粟田 ほか)
  • 第2章 野の役割を見直す(京の七野;平安前期の各地の著名な野 ほか)
  • 第3章 鹿と人(祈狩と鹿と猪;野の鹿と山の猪 ほか)
  • 第4章 猪と猪飼部(磐井の墓と石猪;播磨へ移った猪養 ほか)
  • 第5章 鯨と日本人(井原西鶴と太地のセミクジラ;日本武尊の白鳥陵伝説 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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