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ケガレ

波平恵美子著

(講談社学術文庫, [1957])

講談社, 2009.7

タイトル読み

ケガレ

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注記

原本は、1985年東京堂出版より刊行

引用文献: p311-317

内容説明・目次

内容説明

民間信仰において、ケガレを祓う儀礼は頻繁に多様な形で行われていた。人間の不幸は、ケガレ=不浄に原因があると考えられ、生活の隅々にまでその指標が浸透していたのである。死=黒不浄、出産・月経=赤不浄、罪や病、境界・峠という空間等、様々な民俗事例にあらわれたケガレ観念の諸相を丹念に追い、信仰行為の背後にあるものを明らかにする。

目次

  • 第1章 「ケガレ」観念をめぐる論議とその重要性(民間信仰におけるケガレの観念の重要性;松平斉光におけるケガレ論;柳田国男におけるケガレ論;最近のケガレ論—桜井・薗田・宮田におけるケガレ論;岡田重精のイミの研究;波平のケガレ論)
  • 第2章 民間信仰におけるケガレ観念の諸相—黒不浄・赤不浄・その他(死に係わるケガレ—黒不浄;出産・月経とケガレ—赤不浄;罪とケガレ・病とケガレ・その他;火とケガレ)
  • 第3章 空間と時間とにおけるハレ・ケ・ケガレの観念(空間の認識におけるハレ・ケ・ケガレ;時間の認識におけるハレ・ケ・ケガレと年中行事再考)
  • 第4章 「災因論」としてのケガレ観念と儀礼(災いの原因の説明としてのケガレ;「災因論」としてのケガレ観念の多様性;メアリー・ダグラスにおける不浄と危険の理論)

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA90679552
  • ISBN
    • 9784062919579
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    317p
  • 大きさ
    15cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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