イスラームはなぜ敵とされたのか : 憎悪の系譜学

書誌事項

イスラームはなぜ敵とされたのか : 憎悪の系譜学

臼杵陽著

青土社, 2009.8

タイトル読み

イスラーム ワ ナゼ テキ ト サレタノカ : ゾウオ ノ ケイフガク

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注記

関連年表: 巻末p6-8

内容説明・目次

内容説明

味方か、さもなくば敵この論理が無数の惨劇の引き金となった。いまや「対テロ戦争」として世界中に拡大するにいたったイスラームへの迫害。そして、その根底にある排除の力学。中東紛争以前の反ユダヤ主義から現在まで続く暴力の連鎖を、歴史・思想・政治などあらゆる側面から徹底的に解明する画期的著作。

目次

  • 新たな「敵」としてのイスラーム
  • 第1部 ヨーロッパと「地中海」(イスラモフォビアと反セミティズム;中東をめぐる反ユダヤ主義と親ユダヤ主義の共犯;オリエントの「文明化」;「アラブ問題」の発見;「地中海」の分断;ヨーロッパのエルサレム)
  • 第2部 アメリカと日本(ネオ・オリエンタリズムの台頭;戦争を正当化する「中東研究」;「民主化」がもたらした「新世界無秩序」;文明の衝突から文明の共存へ;日本でいかにイスラームを語るか)

「BOOKデータベース」 より

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