遺伝子は行動をいかに語るか
著者
書誌事項
遺伝子は行動をいかに語るか
培風館, 2009.7
- タイトル別名
-
Genes and behavior : nature-nurture interplay explained
- タイトル読み
-
イデンシ ワ コウドウ オ イカニ カタルカ
大学図書館所蔵 件 / 全159件
-
該当する所蔵館はありません
- すべての絞り込み条件を解除する
この図書・雑誌をさがす
注記
用語解説: p289-296
引用文献: p297-326
内容説明・目次
内容説明
行動に対する遺伝子の影響を環境との関係で浮き彫りにしようとする行動遺伝学について、その問題点にまでふれながら解説した入門書。遺伝子と環境との関係をどう読み解くかについては、「相互作用」という概念がキーワードになるが、その中身がきちんと理解されていないために誤解や無理解が生じやすい。この相互作用の解説を中心に、行動遺伝学を科学的なツールとして理解するという観点からまとめられている。人間の行動や精神の働きというダイナミックな営みに対してどのようなスタンスで理解していったらよいかを丁寧に描いた。
目次
- 1章 なぜ遺伝子と行動の話題は論争を呼ぶのか?
- 2章 原因とリスク
- 3章 生まれはどのくらい、育ちはどのくらい?
- 4章 さまざまな精神疾患や特性の遺伝率
- 5章 環境に媒介されるリスク
- 6章 遺伝のパターン
- 7章 遺伝子は何をしているのか
- 8章 特定の感受性遺伝子の発見と理解
- 9章 遺伝子と環境の相互作用
- 10章 環境は遺伝子に何をしているのか
- 11章 結論
「BOOKデータベース」 より