映画と戦争 : 撮る欲望/見る欲望

書誌事項

映画と戦争 : 撮る欲望/見る欲望

奥村賢編

(日本映画史叢書, 10)

森話社, 2009.8

タイトル別名

映画と戦争 : 撮る欲望見る欲望

タイトル読み

エイガ ト センソウ : トル ヨクボウ ミル ヨクボウ

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内容説明・目次

内容説明

映画はなぜ戦争を描くことに熱心なのか。戦争映画はなぜ魅惑的なのか。戦時下の映画から、戦後の反戦映画、SFやアニメまで、映画と戦争の濃密で危うい関係を探求する。

目次

  • 総論 戦争/欲望/表象
  • 1 戦火のもとで(日露戦争と映画—実写映画を受容する観客の歴史性;戦争とカツドウヤ—山本嘉次郎の航空戦記三部作について;宣伝メディアとしての映画—日本軍占領下のジャワにおける映画制作と上映;米国政府による日本映画の接収と軍事利用)
  • 2 記憶のなかの戦争/想像のなかの戦争(戦争責任論と一九五〇年代の記録映画;ドラマの中のヒロシマ、ナガサキ;従軍する女性たち—『ひめゆりの塔』にみる戦争とジェンダー/植民地表象の政治学;東宝特撮と戦争の影;戦艦大和イメージの転回;大島渚とヴェトナム;キャメラは「こじ開ける」—『ゆきゆきて、神軍』を基点に戦争表象を横断する)

「BOOKデータベース」 より

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