考える寄生体 : 戦略・進化・選択

書誌事項

考える寄生体 : 戦略・進化・選択

マーリーン・ズック著 ; 藤原多伽夫訳

東洋書林, 2009.8

タイトル別名

Riddled with life : friendly worms, ladybug sex, and the parasites that make us who we are

考える寄生体 : 戦略進化選択

タイトル読み

カンガエル キセイタイ : センリャク・シンカ・センタク

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注記

参考文献: 巻末p18-41

内容説明・目次

内容説明

病気はどこにでも存在する。どんな生き物でも病気になるし、それから逃れられる生き物はいない。一方人間は病気をもたらすウイルスや細菌を撲滅しようと努めてきた。しかしちょっと待ってほしい。病気は重力と同じように、うまく共存できるようになる「力」だとしたらどうだろうか。本書では、進化生物学の視点から、ダーウィン医学の紹介に始まり、感染症と薬剤耐性、メスがオスを選ぶ条件、衝撃的な宿主の操作まで、機知に富んだ語り口で新たな寄生体像を議論する。

目次

  • 医者に進化論が必要な理由
  • 寄生虫は敵か味方か
  • 感染症と進化
  • 性をめぐる終わりなき戦い
  • セックスでうつる病気
  • 男は病弱、女は長生き
  • メスに選ばれる条件
  • 心と美の関係
  • 健康を保つには
  • 新興感染症の真実
  • 操られる宿主

「BOOKデータベース」 より

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