開発と平和 : 脆弱国家支援論

書誌事項

開発と平和 : 脆弱国家支援論

稲田十一編

(有斐閣ブックス, [105])

有斐閣, 2009.9

タイトル別名

Aid for development and peace : engaging with fragile states

開発と平和 : 脆弱国家支援論

タイトル読み

カイハツ ト ヘイワ : ゼイジャク コッカ シエンロン

大学図書館所蔵 件 / 203

注記

巻号はカバージャケットによる

読者への文献案内: p275-281

引用・参考文献: 各章末

内容説明・目次

内容説明

ソマリア、東ティモール、アフガニスタンなどガバナンスが弱く不安定な「脆弱国家」。なぜこれらの国で紛争が起こり、人々の生活が向上しないのか。その全体像と国際社会の支援のあり方を描く。その関与の仕方はいかなるものか。そもそも国の脆弱性とは何か。どのような支援が効果的なのか。「脆弱国家」の多面的な課題について、紛争・開発・平和構築に具体的に関わっている第一線の研究者・専門家によって書かれた、学際的・包括的な初のテキスト。コラムや基本用語についての解説も充実している。

目次

  • 「脆弱国家」という課題
  • 第1部 「脆弱国家」をみる視角(紛争と国家;国際社会における「崩壊国家」の課題;破綻・脆弱国家の国際統治におけるジレンマ;経済学による「脆弱国家」分析)
  • 第2部 国の「脆弱性」のとらえ方(開発援助機関の視点でとらえた「脆弱国家」;国の「脆弱性」をどう把握するか—カンボジアと東ティモールの事例;紛争予防の視点からのアセスメント)
  • 第3部 効果的な支援アプローチ(「脆弱国家」に対する効果的な支援;分権的制度の意義と形成;「脆弱国家」の再建と治安部門改革(SSR))
  • 第4部 国際社会の支援(「脆弱国家」における国際援助調整;「脆弱国家」に対する日本の支援アプローチ)

「BOOKデータベース」 より

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