聖なる消費とグローバリゼーション

書誌事項

聖なる消費とグローバリゼーション

遠藤薫著

(社会変動をどうとらえるか, 1)

勁草書房, 2009.9

タイトル別名

Sacred consumption and globalization

タイトル読み

セイナル ショウヒ ト グローバリゼーション

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注記

参考文献: 巻末pv-xi

内容説明・目次

内容説明

本書は、見慣れた些末な文化的アイコンにたたみ込まれた「歴史」を丹念に解読していくことにより、「国家」と「世界」、「近世」と「近代」が激しくせめぎ合った一九世紀後半から二〇世紀初頭の社会変動を分析し、そこから現代のグローバリゼーションをも射程に入れた、一般理論を構築することを目的とするものである。

目次

  • 序章 グローバリゼーションという社会変動—本書の目的と構成(グローバリゼーションと社会学;近代化(モダニゼーション)とグローバリゼーション ほか)
  • 第1章 “聖なる子ども”の誕生と消費資本主義—「青い目の人形」とキューピーをめぐって(「グローバリゼーション」をどうとらえるか;消費資本主義とキューピーの誕生 ほか)
  • 第2章 グローバリゼーションの聖誕祭—青いサンタクロースと赤いサンタクロース(はじめに—クリスマス・ファンタジーのグローバル化;“クリスマス”の謎—日本への移植 ほか)
  • 第3章 境界の街、境界の時代、境界のアイデンティティ—「赤い靴」と「青い目の人形」のはざまに(はじめに—「赤い靴」の記憶;「赤い靴」の時代—第二次世界大戦をはさんで ほか)
  • 終章 二〇世紀初頭における文化と資本のグローバリゼーション(消費資本主義の形成過程;文化と経済と社会変動)

「BOOKデータベース」 より

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