自由だけではなぜいけないのか : 経済学を考え直す

書誌事項

自由だけではなぜいけないのか : 経済学を考え直す

荒井一博著

(講談社選書メチエ, 452)

講談社, 2009.10

タイトル別名

自由だけではなぜいけないのか

タイトル読み

ジユウ ダケ デワ ナゼ イケナイノカ : ケイザイガク オ カンガエナオス

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注記

参考文献: p270-278

内容説明・目次

内容説明

新自由主義は、なぜ経済の暴走を止められなかったのか。原因は野放図な自由の容認にあった。経済は人と人のつながりによって成立する。自由放任の経済は、人びとの絆と信頼を破壊し社会基盤を掘り崩す。いくつもの「フィクション」を積み重ね破綻した新自由主義=新古典派経済学の欺瞞と論理矛盾を暴き、あるべき経済の在り方を社会との関係に注目して論じる。

目次

  • 新自由主義が日本を劣化させた
  • 新古典派経済学パラダイムの構造と主張
  • 個人の独立性という虚構
  • 法化社会で自己利益を追求する個人という虚構
  • 高能力を持つ合理的な個人という虚構
  • 情報の非対称性
  • 取引費用と契約の不完備性
  • 業績は評価できるのか
  • ネットワークと社会関係資本
  • 社会関係資本と人間の行動
  • 良質な文化をいかにして形成するか
  • 日本社会をいかに立て直すか

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA91626187
  • ISBN
    • 9784062584524
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    286p
  • 大きさ
    19cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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