侵犯するシェイクスピア : 境界の身体
著者
書誌事項
侵犯するシェイクスピア : 境界の身体
青弓社, 2009.9
- タイトル別名
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William Shakespeare
侵犯するシェイクスピア
- タイトル読み
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シンパン スル シェイクスピア : キョウカイ ノ シンタイ
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注記
参考文献・映像: 各章末
内容説明・目次
内容説明
『ハムレット』『ロミオとジュリエット』『リア王』…。シェイクスピアの代表的な作品を解説も添えながらカルチュラル・スタディーズの立場から徹底して読み込んで、現代社会を考える視点を提示する。いまに生きるシェイクスピア演劇の魅力を解明し、つねに更新されているシェイクスピア演劇から言葉と身体の可能性を探る。
目次
- 境界の身体—シェイクスピア演劇の場所
- 引き裂かれた文字—『ヴェローナの二紳士』(一五九三年)と書記作用
- コショウをよこせ—『夏の夜の夢』(一五九五年)とインドの征服
- 名前なんて—『ロミオとジュリエット』(一五九五年)と記号の叛乱
- シナの夜—『ジュリアス・シーザー』(一五九九年)と表象の抗争
- 兄弟の絆—『ヘンリー五世』(一五九九年)と統合される身体
- 空白の歴史—『十二夜』(一六〇一年)と侵犯するセクシュアリティ
- 私を忘れないで—『ハムレット』(一六〇一年)と記憶の臨界
- 女の腹から—『マクベス』(一六〇四年)と自然への反逆
- 靴をぬいで—『リア王』(一六〇五年)と歴史の終焉〔ほか〕
「BOOKデータベース」 より