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ネット評判社会

山岸俊男, 吉開範章著

(NTT出版ライブラリーレゾナント, 057)

NTT出版, 2009.10

タイトル読み

ネット ヒョウバン シャカイ

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注記

参考文献: p213-215

内容説明・目次

内容説明

信頼社会から、新しい安心社会へ?ネットオークションの仮想世界に見る近未来の姿と、山岸俊男「信頼の構造」理論の新たな展開。

目次

  • 第1章 安心社会と信頼社会(安心と信頼;針千本マシン;針千本マシンとしての社会制度;集団主義的秩序;集団主義的秩序のコスト;個人主義的秩序;信頼の二つの役割;安心の日本、信頼のアメリカ;日本社会が直面する機会費用の増大;集団主義と内向きの倫理;統治の倫理と市場の倫理;信頼を支える社会的知性)
  • 第2章 歴史からの教訓(マグリブ商人;株仲間;マグリブからジェノヴァへ)
  • 第3章 実験研究からの教訓(ネット上での不正取引;マグリブ商人とネットオークションにおける評判の役割;ポジティブな評判とネガティブな評判;ネットオークションの実験;第1実験;再参入可能な市場;再参入可能な市場でのポジティブな評判とネガティブな評判;第2実験(インターネット実験);オークションの手続き;第1実験結果の再確認;正直な売り手と不正直な売り手、どちらがより大きな利益を得たか?;評判の「追い出し:機能と「呼び込み」機能)
  • 第4章 評価と評判(評判とは;評価者の能力;メタ評価とピアレビュー;評価基準のずれ;評価のインセンティブ;ネット上の詐欺行為と評判システム;電子商取引に際しての評判の役割;ネット社会における騙しの氾濫;ネット社会における評判システムの種類と特徴;評判システムの具体例;評判情報の抽出;ネット社会に要求される評判システム)
  • 第5章 開かれた安心社会へ向けて?(「安心、安全」を求めて;日本と中国での信頼ゲーム実験;信頼を伝える;関係形成はの投資としての信頼行動;カバマダラとメスアカムラサキ;社会装置としての社会的知性;人は他人の表情をどこまで見抜けるか;完全暴露原理;ユビキタス評判社会;開かれた安心社会?)

「BOOKデータベース」 より

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