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四国遍路とはなにか

頼富本宏著

(角川選書, 454)

角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2009.11

タイトル別名

四国遍路とはなにか

タイトル読み

シコク ヘンロ トワ ナニカ

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内容説明・目次

内容説明

一生に一度は四国遍路をしてみたい—。なぜ、四国遍路に惹かれるのであろうか。そこには、弘法大師によつて罪を許され、再生を願う巡礼の思想があった。青年空海も修行したという古い歴史を持つ札所は、熊野修験や遊行念仏者によってネットワーク化されていき、江戸時代に案内書や宿泊施設など、人々が自由に遍路できる素地が築かれていった。近現代のバスツアーの巡礼の多様化にも言及し、四国遍路の実態を追う。日本人の祈りの歴史が見えてきた。

目次

  • 第1章 二十世紀末に整えられた四国遍路システム
  • 第2章 四国遍路の起源を探る
  • 第3章 熊野信仰ネットワークと四国霊場
  • 第4章 四国八十八か所の成立前夜
  • 第5章 四国八十八か所の確立
  • 第6章 充実的に発展する札所霊場
  • 第7章 近世から近代にかけての四国遍路の光と影
  • 第8章 四国遍路の現在、そして未来

「BOOKデータベース」 より

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