日本流
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日本流
(ちくま学芸文庫, [マ-25-4])
筑摩書房, 2009.11
- タイトル読み
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ニホンリュウ
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注記
2000年3月朝日新聞社より刊行された
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
我々の周りにあり、また失われつつある日本的なもの。著者はそれを「日本流」と定義した。本書では万葉仮名、着物、庭園、絵画等を豊富な図版とともに紹介。それらのなかにスサビという方法論を見出し、泉鏡花、イサム・ノグチ、ワダエミなど、モノの真髄を掴み、革新的な仕事をした人々に着目。文化やその伝承が個々の才の集積であることを説く。また忘れかけた日本の滋味とも言える哀調を、野口雨情をはじめとする大正時代の童謡に探る。現代にも伏流としてある多様で一途な日本の姿が現れる一冊。日本文化について斬新な提言を続ける著者の歩みは、この書から始まった。
目次
- 序章 日本が思う—歌を忘れたカナリヤ
- 第1章 日本を語る—多様で一途な国
- 第2章 日本も動く—職人とネットワーカー
- 第3章 日本で装う—仕組と趣向がはずむ
- 第4章 日本へ移す—見立てとアナロジー
- 第5章 日本に祭る—おもかげの国・うつろいの国
- 第6章 日本と遊ぶ—わび・さび・あはせ
- 第7章 日本は歌う—間と型から流れてくる
「BOOKデータベース」 より