暦と天文の古代中世史

書誌事項

暦と天文の古代中世史

湯浅吉美著

吉川弘文館, 2009.12

タイトル読み

コヨミ ト テンモン ノ コダイ チュウセイシ

大学図書館所蔵 件 / 135

この図書・雑誌をさがす

注記

索引: 巻末p1-10

内容説明・目次

内容説明

暦とは何か。暦面の日記や紙背の典籍は、貴重な史・資料である。暦の年次比定を行い、記主を推定。その史料的意義を問う。また暦法の復元的検討や、実際の天体現象と合致しない記事の分析を通じて、人びとの心性を探る。

目次

  • 第1部 具注暦の研究(史料としての具注暦;天理図書館蔵『文禄元年具注暦』調査報告—実は四百年溯る具注暦;天理図書館蔵『応永三年具注暦』調査報告—新出観智院賢宝日記と講式;新出『除目申文抄』写本の紹介と考察—天理図書館蔵『正安二年具注暦』・『建治元年具注暦』調査報告;天理図書館蔵『元亨三年具注暦』調査報告—未紹介『右近衛中将某日記』を付す;天理図書館蔵『寛元四年具注暦』調査報告—紙背『厳真律師潅頂記』を付す)
  • 第2部 古代の暦法(大衍暦における進朔について—天平宝字八年〜貞観三年の日付の問題;百万塔墨書銘に見える暦日の問題—神護景雲二年三月は大か小か;宣明暦の没日・滅日について—正日にあらざるゆえ用いるべからず)
  • 第3部 中世史料と天文・暦日(鎌倉時代における暦日の人為的変更について;『玉葉』に見える惑星記事の考察;坂東武者は惑星の変を怖れたか—『吾妻鏡』に見える惑星記事の検証;『吾妻鏡』に見える日蝕記事の検証—東国武家社会における日蝕の扱い;『吾妻鏡』に見る鎌倉武士の方違え)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB0036976X
  • ISBN
    • 9784642024747
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    6, 318, 10p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
ページトップへ