現代的な視点からの場の量子論
著者
書誌事項
現代的な視点からの場の量子論
(Springer university textbooks)
シュプリンガー・ジャパン, 2009.12
- 基礎編
- 発展編
- タイトル別名
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Quantum field theory
場の量子論 : 現代的な視点からの
- タイトル読み
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ゲンダイテキ ナ シテン カラ ノ バ ノ リョウシロン
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注記
参考文献: 各章末
一般的な参考文献: 基礎編p[347]
内容説明・目次
- 巻冊次
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基礎編 ISBN 9784431100737
内容説明
本書は、著者がコロンビア大学とニューヨーク市立大学で行った場の量子論の講義をもとに書き下ろした教科書である。場の量子論のごく入門的な部分から解きほぐし、さまざまなトピックスを現代的な視点から系統的に概観することが目指されている。「基礎編」では、場の量子論の標準的な内容が扱われており、特に汎関数積分表示による摂動的な場の理論の取り扱い方に重点が置かれている。この表示法を習得することで、ゲージ理論や自発的対称性の破れを場の理論として系統的に理解することができ、特に、素粒子物理学の標準模型の理解に役立つ好著である。
目次
- 相対論的量子力学のまとめ
- 場の構成法
- 正準量子化
- 交換子と伝播関数
- 相互作用とS行列
- 電磁場
- 散乱過程の例
- 汎関数積分表示
- 繰り込み
- ゲージ理論
- 対称性
- 自発的対称性の破れ
- 相対論的不変性
- 巻冊次
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発展編 ISBN 9784431100744
内容説明
本書は、著者ナイアがコロンビア大学とニューヨーク市立大学で行った場の量子論の講義をもとに書き下ろした教科書である(原著は2004年刊行)。場の量子論のごく入門的な部分から解きほぐし、さまざまなトピックスを現代的な視点から系統的に概観することが目指されている。この「発展編」では、場の量子論のトポロジカルな側面に重点が置かれている。特にアノマリーについては2章を割き、丁寧な解説がなされている。他の章では、ゲージ場の配位空間、有限温度の場の量子論、ゲージ理論の非摂動的な取り扱い方などのテーマについて踏み込んだ解説がなされている。また、これらの理解に不可欠な数学についても、初学者が分かれるように十分に説明されている。
目次
- 量子異常
- 微分幾何学入門
- 経路積分
- ゲージ理論—その配位空間
- 有限温度と有限密度
- ゲージ理論—非摂動的なアプローチ
- 幾何学的量子化入門
「BOOKデータベース」 より