土地希少化と勤勉革命の比較史 : 経済史上の近世
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土地希少化と勤勉革命の比較史 : 経済史上の近世
(Minerva人文・社会科学叢書, 156)
ミネルヴァ書房, 2009.12
- タイトル別名
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土地希少化と勤勉革命の比較史 : 経済史上の近世
- タイトル読み
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トチ キショウカ ト キンベン カクメイ ノ ヒカクシ : ケイザイシジョウ ノ キンセイ
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注記
参考文献: 各章末
内容説明・目次
内容説明
温暖湿潤の東アジア、熱帯多雨の東南アジア、モンスーンと乾燥のインド、アルプス以北のヨーロッパ、広大な国土のロシア。ユーラシア大陸の各地域を、土地と労働という要素投入に注目して通観。農業経営、農村社会の比較史研究に、新境地を開いた。日本、中国、東南アジア、インド、ヨーロッパ(ドイツ)、ロシア、それぞれの地域の近代社会の農村的起源を探る、壮大な旅。
目次
- 序章 土地希少化と勤勉革命の比較史—本書のねらい
- 第1章 要素投入パターンと土地希少化の歴史的位置—経済史上の近世
- 第2章 江戸時代前期における経済発展と資源制約への対応—一七世紀像再構成のための試論
- 第3章 江戸農書に見る「勤勉」と「自然」—「百姓の道」を生きる農民世界
- 第4章 中国経済史研究に見る土地希少化論の伝統
- 第5章 ジャワ島における土地希少化とインボリューション論
- 第6章 インド史における土地希少化—勤勉革命は起こったのか?
- 第7章 「農場」と「小屋」—近世後期マルク・ブランデンブルクにおける土地希少化と農村発展
- 第8章 人口圧と農業改革—一八世紀後半のロシアの事例から
- 終章 前近代経済成長の二つのパターン—徳川日本の比較史的位置
「BOOKデータベース」 より