帝国・身分・学校 : 帝制期ロシアにおける教育の社会文化史

書誌事項

帝国・身分・学校 : 帝制期ロシアにおける教育の社会文化史

橋本伸也著

名古屋大学出版会, 2010.1

タイトル別名

帝国身分学校 : 帝制期ロシアにおける教育の社会文化史

タイトル読み

テイコク・ミブン・ガッコウ : テイセイキ ロシア ニオケル キョウイク ノ シャカイ ブンカシ

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内容説明・目次

内容説明

西欧的学知の受容過程を俯瞰し、「教育の身分制原理」とその揺らぎをエリート教育に即して読み解くとともに、辺境地域で展開された教育政策を跡づけることで、ロシア帝国固有の教育システムを解明、教育の社会文化史の可能性を問いかけた渾身作。

目次

  • 序 帝制期ロシアにおける教育の社会文化史—課題・対象・方法
  • 第1部 ロシアとヨーロッパ—知識社会史からのアプローチ(ロシアの近代化と西欧的知の移入・受容;東スラヴの正教世界と「ラテン文化」受容の問題;ライプニッツとロシア ほか)
  • 第2部 「教育の身分制原理」とエリート教育(ロシアの身分制と「教育の身分制原理」;貴族の特権的教育機関の成立と拡大;国民教育省管下教育機関における身分制問題 ほか)
  • 第3部 教育システムの帝国的編成と民族問題(帝国とネイションと学校;ウヴァーロフ教育大臣期の西部諸県教育政策と「ポーランド問題」;沿バルト諸県の初等教育体制と「ロシア化」政策 ほか)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB00559732
  • ISBN
    • 9784815806279
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    名古屋
  • ページ数/冊数
    vii, 435, 83p
  • 大きさ
    22cm
  • 分類
  • 件名
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