鯨とイルカの文化政治学
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鯨とイルカの文化政治学
洋泉社, 2009.12
- タイトル読み
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クジラ ト イルカ ノ ブンカ セイジガク
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注記
使用参考文献: p290-300
文献案内: p301
内容説明・目次
内容説明
反捕鯨の論拠は科学的にも思想的にも完全に破綻している!動物と人間の関係をどうみるかはけっして自明のことではない。時代や地域、一種のイデオロギーに支配されるからだ。鯨とイルカという動物を通して、現代人のこころにひそむイデオロギーや偏見、価値観の相違を明らかにする画期的試み。
目次
- 『野生のエルザ』と藤原英司
- 第1部 欧米人の鯨=イルカ観(小松錬平‐ロビン・ギル論争を再読する;マッドサイエンティストのイルカ高知能説—ジョン・C.リリー;「科学者」は信用できるか—カール・セーガン;映画と現実の狭間—ジャック・マイヨール;科学かオカルトか—ライアル・ワトソンとホラス・ドッブスに見る英国知識人の鯨=イルカ観 ほか)
- 第2部 日本人の鯨=イルカ観(ヨーロッパ植民地帝国の価値観を継承する者—藤原英司;人生の蹉跌がイルカ主義を呼ぶ—小原田泰久、野崎友璃香、姫川裕里;留学・宣教・商売の間で—水口博也;反日言説としての反捕鯨(一)—ジャーナリスト原剛の場合;反日言説としての反捕鯨(二)—研究者渡邊洋之の場合 ほか)
「BOOKデータベース」 より