鶴屋南北 : 笑いを武器に秩序を転換する道化師
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書誌事項
鶴屋南北 : 笑いを武器に秩序を転換する道化師
(日本史リブレット人, 064)
山川出版社, 2010.2
- タイトル別名
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Tsuruya Nanboku
- タイトル読み
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ツルヤ ナンボク : ワライ オ ブキ ニ チツジョ オ テンカン スル ドウケシ
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注記
参考文献: 巻末
鶴屋南北とその時代: 巻末
内容説明・目次
内容説明
南北は我らの同時代人!近世は区別がきびしかった。士農工商、被差別民などの身分秩序、男と女、親と子などの人倫、死と生、善と悪などの信仰や倫理、思考の枠組みまで堅固な区別があった。南北は、「笑い」を武器にこの区別を突破した。微笑、苦笑、哄笑、軽蔑の笑い、黒い笑い…さまざまな笑いを駆使して境界を超え、固定した秩序を転換してみせた道化師南北。現代人にとっても、笑いは有力な武器。南北こそは我らの同時代人。
目次
- 鶴屋南北の作風と時代
- 1 『東海道四谷怪談』の時代
- 2 南北と賎民
- 3 修業時代
- 4 道化師南北
- 5 南北の怪談劇
- 6 南北の生世話
- 7 南北はわれらの同時代人
「BOOKデータベース」 より