海を渡る“土兵"、空を飛ぶ義和団 : 民衆文化と帝国主義
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海を渡る“土兵"、空を飛ぶ義和団 : 民衆文化と帝国主義
(シリーズ中国にとっての20世紀)
青木書店, 2010.2
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Native soldiers and flying boxers : imperialism and the encounter of peoples
海を渡る土兵空を飛ぶ義和団 : 民衆文化と帝国主義
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ウミ オ ワタル ドヘイ ソラ オ トブ ギワダン : ミンシュウ ブンカ ト テイコク シュギ
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Note
英文タイトルは標題紙裏による
文献一覧: p257-264
Description and Table of Contents
Description
世界分割の最終局面に燃え上がった民衆運動の炎。中国に集結した列強多国籍軍の連携と対抗を、諸民族との遭遇や衝突の中に描く。「新しい世界史」を構想した著者の遺作。
Table of Contents
- 第1章 義和団対「洋鬼子」(キューバから華北へ;欧米人の不安と日本への期待;「天兵」としての義和団;「狂気」か)
- 第2章 鉄道沿線で—シーモア軍と義和団(シーモア多国籍軍の出発;義和団の鉄道破壊活動と政府軍;楊村と廊坊の間—義和団の広野;眼前の義和団—六月十四〜一八日;村に依拠した抵抗;逃避行;敗北の体験)
- 第3章 天津攻防—遭遇する民衆(天津沖‐芝罘‐仁川‐日本;大洋を渡る「土兵」;空を飛ぶ義和団;砲台;祭られる犠牲者;都市の義和団)
- 補章1 「この世の終わり」、そして「来るべき世」(民衆文化;大衆の非合理的行動の中の革命的側面;義和団はどこに行くか;義和団はどこから来たか)
- 補章2 義和団戦争をめぐる国際関係—諸列強の「共同行動」と日本(分割競争を裏支えする「妥協」と「共同」;北京駐在一一カ国公使による義和団対策会議;「欧米諸国」ノ代表者ト同一轍ノ措置」;「共同行動」の合意;「共同行動」の実行)
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