宇宙137億年の歴史 : 佐藤勝彦最終講義
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宇宙137億年の歴史 : 佐藤勝彦最終講義
(角川選書, 465)
角川学芸出版 , 角川グループパブリッシング (発売), 2010.3
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ウチュウ 137オクネン ノ レキシ : サトウ カツヒコ サイシュウ コウギ
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Note
2009年3月に東京大学小柴ホールで行われた講義に手を加えたもの
参考文献一覧: p250
Description and Table of Contents
Description
今から137億年前、熱い火の玉(ビッグバン)として生まれた宇宙。それ以前の宇宙はどんな姿をしていたのか。宇宙の現象を素粒子で解く「素粒子論的宇宙論」に基づき、宇宙創生の謎に迫るインフレーション理論を世界に先駆けていち早く発表した著者。湯川秀樹に憧れて入学した京都大学での若き日々、そして益川敏英、小林誠などノーベル賞科学者との出会いと共同研究など、研究の軌跡を辿りながら最新宇宙像に迫る「最終講義」全記録。
Table of Contents
- 序章 宇宙創生への旅—137億年の彼方へワープ(世界中いたるところにあった、宇宙創生の神話;宇宙創生の音が聴こえる—インドの“宇宙創生神話像” ほか)
- 第1章 超新星爆発の研究から「宇宙の始まり」の解明へ(科学少年は、湯川博士の京大を目指した;はじめは宇宙人からの信号とまちがえたパルサーの発見 ほか)
- 第2章 素粒子論的宇宙論の入り口に立って(素粒子論的宇宙論へのきっかけとなったアイデア;世の中には4つの力がある ほか)
- 第3章 インフレーションによって解決した問題(どのようにして100桁の精度で宇宙がつくれるのか?—平坦性問題;情報伝達の限界=「光速」にも超えられない壁があった—地平線問題 ほか)
- 第4章 なぜ今、第2のインフレーションが起こったのか?—未解決の問題と「人間原理」(GUTで、X粒子を仮定する;陽子が崩壊するなら、物質宇宙は消滅する! ほか)
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