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本居宣長『古事記伝』を読む

神野志隆光著

(講談社選書メチエ, 461, 497, 525, 582)

講談社, 2010.3-2014.9

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タイトル別名

本居宣長古事記伝を読む

タイトル読み

モトオリ ノリナガ コジキデン オ ヨム

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内容説明・目次

巻冊次

1 ISBN 9784062584616

内容説明

誰もがその名は知っている本居宣長の大著『古事記伝』。しかし、全巻読み通した人はほとんどいないといっていいだろう。つまみ食い的に読んで彼の思想を語る前に、まず、細部まで精緻に読み抜こうではないか。とはいえ、宣長の注解は多岐・厖大にわたり、簡単に読み切れるものではない。本書は、現代の代表的『古事記』研究者が、その責任において、徹底的に、かつわかりやすく『古事記伝』全四十四巻を読み解いていく画期的なシリーズである。そこに浮かび上がってくる宣長の無類のおもしろさ、そして思想の核心とは—。

目次

  • 1 『古事記伝』二之巻—序文
  • 2 『古事記伝』三之巻・神代一之巻—伊邪那岐神・伊邪那美神の登場
  • 3 『古事記伝』四之巻・神代二之巻—淤能碁呂島、水蛭子、淡島
  • 4 『古事記伝』五之巻・神代三之巻—国生み・神生み、伊邪那美命の死
  • 5 『古事記伝』六之巻・神代四之巻—禊ぎ
  • 6 『古事記伝』七之巻・神代五之巻—三貴子分治、うけい
  • 7 『古事記伝』八之巻・神代六之巻—天の石屋ごもり
  • 8 『古事記伝』九之巻・神代七之巻—八俣大蛇退治
  • 9 『古事記伝』十之巻・神代八之巻—大国主神の誕生
  • 10 『古事記伝』一之巻—総論
巻冊次

2 ISBN 9784062584982

内容説明

誰もがその名を知る本居宣長の大著『古事記伝』。しかし、全巻読み通した人はほとんどいないといっていい。本シリーズは、厖大・多岐にわたる宣長の注解を、全四十四巻、はじめから終わりまですべて読み尽くすという、画期的な試みである。第2巻は、十一之巻から二十之巻まで。八千矛神の歌物語、大国主神の国作り、天孫降臨、そして神武天皇の巻までをあつかう。

目次

  • 11 『古事記伝』十一之巻・神代九之巻—八千矛神の歌物語
  • 12 『古事記伝』十二之巻・神代十之巻—大国主神の国作り
  • 『古事記伝』十三之巻・神代十一之巻—天菩比神、天若日子の派遣
  • 14 『古事記伝』十四之巻・神代十二之巻—建御雷神による「言向け」
  • 15 『古事記伝』十五之巻・神代十三之巻—迩迩芸命の降臨
  • 16 『古事記伝』十六之巻・神代十四之巻—降臨後の迩迩芸命
  • 17 『古事記伝』十七之巻・神代十五之巻—日向三代、付巻「三大考」
  • 18 『古事記伝』十八之巻・白梼原宮上巻—高千穂宮から大和へ
  • 19 『古事記伝』十九之巻・白梼原宮中巻—大和平定
  • 20 『古事記伝』二十之巻・白梼原宮下巻—皇后選定と当芸志美美命の反逆
巻冊次

3 ISBN 9784062585286

内容説明

本居宣長の大著『古事記伝』—。厖大・多岐にわたるその注解を、全四十四巻すべて読み通す、画期的シリーズの第3巻、いよいよ登場。第3巻は、二十一之巻から三十一之巻まで、すなわち綏靖天皇から仲哀天皇の下巻まで。三輪山伝説、倭建命の西征東征、神功皇后の新羅征討などをあつかう。

目次

  • 21 『古事記伝』二十一之巻・高岡宮巻、浮穴宮巻、境岡宮巻、掖上宮巻、秋津嶋宮巻、黒田宮巻—綏靖、安寧、懿徳、孝昭、孝安、孝霊天皇の系譜記事
  • 22 『古事記伝』二十二之巻・境原宮巻、伊邪河宮巻—孝元天皇、開化天皇の系譜記事
  • 23 『古事記伝』二十三之巻・水垣宮巻—三輪山伝説
  • 24 『古事記伝』二十四之巻・玉垣宮上巻—沙本毘売・沙本毘古の反逆
  • 25 『古事記伝』二十五之巻・玉垣宮下巻—沙本毘売の後日談
  • 26 『古事記伝』二十六之巻・日代宮一之巻—三人の太子
  • 27 『古事記伝』二十七之巻・日代宮二之巻—倭建命の西征東征
  • 28 『古事記伝』二十八之巻・日代宮三之巻—倭建命の最期
  • 29 『古事記伝』二十九之巻・日代宮四之巻、志賀宮巻—白鳥となった倭建命、成務天皇
  • 30 『古事記伝』三十之巻・訶志比宮上巻—神功皇后の新羅征討
  • 31 『古事記伝』三十一之巻・訶志比宮下巻—「太子」をめぐる物語
巻冊次

4 ISBN 9784062585859

内容説明

本居宣長の大著『古事記伝』—。名のみ知られて、ほぼ読み通されることのないこの歴史的名著を、全四十四巻すべて詳細に読み、丁寧に解説する画期的シリーズ、ついに完結!第4巻は、三十二之巻・応神天皇から四十四之巻・推古天皇まで。巻末に、「直毘霊」について、を附す。「聖帝」仁徳天皇が寵愛する八田若郎女、軽太子と軽大郎女の恋など、歌物語を中心に、宣長は『古事記』をどう読み解いたか—。

目次

  • 『古事記伝』三十二之巻・明宮上巻—宇遅能和紀郎子をめぐって
  • 『古事記伝』三十三之巻・明宮中巻—宇遅能和紀郎子と大雀命の天下の譲り合い
  • 『古事記伝』三十四之巻・明宮下巻—天の日矛と、秋山の下氷壮夫・春山の霞壮夫
  • 『古事記伝』三十五之巻・高津宮上巻—「聖帝」仁徳天皇
  • 『古事記伝』三十六之巻・高津宮中巻—石之日売の物語
  • 『古事記伝』三十七之巻・高津宮下巻—歌物語をならべる
  • 『古事記伝』三十八之巻・若桜宮巻、多治比宮巻—墨江中王の反逆
  • 『古事記伝』三十九之巻・遠飛鳥宮巻—軽太子の物語
  • 『古事記伝』四十之巻・穴穂宮巻—不名誉な天皇
  • 『古事記伝』四十一之巻・朝倉宮上巻—歌物語のなかの雄略天皇
  • 『古事記伝』四十二之巻・朝倉宮下巻—豊楽のめでたい歌
  • 『古事記伝』四十三之巻・甕栗宮巻、近飛鳥宮巻、広高宮巻、列木宮巻—顕宗天皇・仁賢天皇の物語
  • 『古事記伝』四十四之巻・玉穂宮、金箸宮、檜〓(ひのくま)宮、師木嶋宮、他田宮、池辺宮、倉椅宮、小治田宮巻—系譜記事だけの天皇たち

「BOOKデータベース」 より

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