わかりやすいはわかりにくい? : 臨床哲学講座
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わかりやすいはわかりにくい? : 臨床哲学講座
(ちくま新書, 832)
筑摩書房, 2010.3
- タイトル読み
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ワカリヤスイ ワ ワカリニクイ : リンショウ テツガク コウザ
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注記
引用文献: p189-190
内容説明・目次
内容説明
ひとはなぜ、自由が拡大したのに不自由を感じ、豊かな社会になってかえって貧しさを感じるのか—現代人は、このようなパラドックスに気づき、向き合い、引き受けねば幸福にはなれない。「自由」「責任」の本質は何か。「弱さの力」とは何なのか。哲学の発想から、常識とは違う角度からものを見る方法を、読者とともに考える。人々と対話し思索を深める“臨床哲学”を実践してきた著者が、複雑化した社会のなかで、自らの言葉で考え、生き抜いていく力をサポートする。
目次
- 問いについて問う—意味について
- こころは見える?—ふるまいについて
- 顔は見えない?—人格について
- ひとは観念を食べる?—生理について
- 時は流れない?—時間について
- 待つことなく待つ?—ホスピタリティについて
- しなければならないことがしたいこと?—責任について
- 所有できないものしか所有できない?—自由について
- 同じになるよりすれ違いが大事?—コミュニケーションについて
- できなくなってはじめてできること?—弱さについて
- 憧れつつ憎む?—家族について
- 未熟であるための成熟?—市民性について
- わかりやすいはわかりにくい?—知性について
「BOOKデータベース」 より