「食べる」思想 : 人が食うもの・神が喰うもの
著者
書誌事項
「食べる」思想 : 人が食うもの・神が喰うもの
洋泉社, 2010.3
- タイトル別名
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食べる思想 : 人が食うもの神が喰うもの
- タイトル読み
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「タベル」シソウ : ヒト ガ クウ モノ・カミ ガ クウ モノ
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内容説明・目次
内容説明
私たちは「食べる存在」であるから、「われ思う、ゆえにわれあり」ではなく、敢えて、こう言わなければならない。—近代哲学が意識の外においてきた、「食としての存在」が「私」という存在を根本で支えていることの意味を根源的に問う。いのちと「食」をめぐる問題に一石を投じる問題作。
目次
- はじめに「われ食べる、ゆえにわれあり」—「一口サイズ」の問題へ
- 1 人の食「食べもの」とは何か
- 2 神の食「供犠」という思考の考え方
- 3 吉本隆明の「食」への思いについて
- 4 宮澤賢治と「食べる」童話
- 5 「カニバリズム」批判
- 6 人を食べる「絵本」の怖さと楽しさ—「混合生物」小論
- 7 鳥山敏子の「にわとりを殺して食べる授業」批判
「BOOKデータベース」 より