金融危機のミクロ経済分析 Microeconomic analysis of financial crises

書誌事項

金融危機のミクロ経済分析 = Microeconomic analysis of financial crises

細野薫著

東京大学出版会, 2010.3

タイトル別名

Microeconomic analysis of financial crises

タイトル読み

キンユウ キキ ノ ミクロ ケイザイ ブンセキ

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注記

学位論文(一橋大学) をもとにしたもの

参考文献: p297-319

内容説明・目次

内容説明

日米の金融危機における教訓とは。日本の1990年代の金融危機の要因と影響を、膨大な銀行と企業のミクロデータを用いて詳細に分析するとともに、アメリカ金融危機の考察も踏まえ、金融システム安定化への政策課題を提言する。

目次

  • 第1部 金融危機の要因と銀行行動(不良債権問題はなぜ長期化したのか;不良債権問題はどのように解消されたのか;銀行の合併は効率性と健全性を改善させたか)
  • 第2部 金融危機と実体経済(銀行の健全性は中小企業の設備投資に影響するか;金融危機はマクロ経済の生産性を低下させるか)
  • 第3部 金融危機と経済政策(銀行のバランスシートは金融政策の有効性に影響するか;金融政策は企業の流動性制約に影響するか;日米の金融危機から得られる教訓は何か)

「BOOKデータベース」 より

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