書誌事項

源氏物語とその作者たち

西村亨著

(文春新書, 746)

文藝春秋, 2010.3

タイトル別名

源氏物語とその作者たち

タイトル読み

ゲンジ モノガタリ ト ソノ サクシャ タチ

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内容説明・目次

内容説明

原稿用紙に換算して二千五百枚にもなる長大な物語を、本当に紫式部が一人で書いたのか—文体や登場人物の扱いなどに着目し、錯綜する展開を解きほぐすことで見えてきたのは、光源氏死後の話である「宇治十帖」のみならず多くの部分が、読者によって自由に加筆や修正が行われ「成長」していった事実だった—。

目次

  • 序の章 作者としての紫式部
  • 第1章 物語の不思議な構成
  • 第2章 巻々成立への関心
  • 第3章 紫の君の物語
  • 第4章 本格的な物語の構築
  • 第5章 「上」と称せられる紫の君
  • 第6章 紫式部の源氏物語
  • 第7章 朝顔の宮追従
  • 第8章 紫の物語の終局
  • 終章 男性作者の登場

「BOOKデータベース」 より

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