尾崎翠砂丘の彼方へ
著者
書誌事項
尾崎翠砂丘の彼方へ
岩波書店, 2010.3
- タイトル別名
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尾崎翠 : 砂丘の彼方へ
- タイトル読み
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オザキ ミドリ サキュウ ノ カナタ エ
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注記
尾崎翠の肖像あり
内容説明・目次
内容説明
聴覚や嗅覚の世界を巧みに表現する特異な言語感覚で知られ、代表作「第七官界彷徨」を含む一連の作品を発表後、彗星のように消え去った作家尾崎翠とは何者であったのか。彼女の作品世界に注がれたさまざまな水脈を、同時期の文芸思潮に照らしながら精緻に読み解くことで、斬新かつ厚みのある作家像を時代のなかに呈示する。
目次
- 第1章 歩くことと書くこと—初期散文から「歩行」まで
- 第2章 兄の知と妹の変奏—ナンセンス・ユーモアの方へ
- 第3章 めくるめく「七」の世界—「第七官界彷徨」
- 第4章 転生する「小野町子」
- 第5章 読む女、書く女、書かれた女
- おわりに—柔かい海
「BOOKデータベース」 より