「日本人論」再考
著者
書誌事項
「日本人論」再考
(講談社学術文庫, [1990])
講談社, 2010.4
- タイトル別名
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日本人論再考
- タイトル読み
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「ニホンジンロン」サイコウ
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注記
原本は2003年日本放送出版協会から刊行
参考文献: p312-315
「日本人論」関連年表: p316-322
叢書番号はブックジャケットによる
内容説明・目次
内容説明
明治以降、夥しい数の日本人論が刊行されてきた。『武士道』『菊と刀』『「甘え」の構造』などの本はなぜ書かれ、読まれ、そして好評を博すのか。そこには、私たちを繰り返し襲う「不安」がある。欧米文明に遭遇し、戸惑う近代日本人のアイデンティティの不安の在処を抉り出す。本書は、日本人論の総決算であり、百五十年間の近代日本の物語でもある。
目次
- 第1部 「日本人論」の不安(「日本人論」が必要であった理由;「富国強兵」—日清・日露の高揚期;「近代の孤児」—昭和のだらだら坂)
- 第2部 「日本人論」の中の日本人たち(臣民—昭和憲法による民主主義的臣民;国民—明治憲法による天皇の国民;「市民」—タテ社会と世間 ほか)
- 第3部 これからの日本人論(これまでに日本人論が果たした役割;これからの日本人と日本人論)
「BOOKデータベース」 より